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go2屏風と商売は曲げねば立たぬ。
2006.11.26 Sunday
ORANGE FROM LASVEGAS
沢山のオレンジが、わざわざ米国の砂漠地帯ネバタ州のラスベガスから届きました。
送り主は、以前僕の会社にいたメンバーですね。 直接、自宅に送ってくれました。 彼は僕の会社に途中でジョインしてくれて、まあ、メキメキとやってくれた中興の祖の一人ですね。僕よりは、3つほど年上でしょうか。 そんな彼は、自分の課したスケジュールがある、ということで僕のところを500日くらいで「一旦」卒業していきました。 応援しています。 そんな彼から、シトラスの香りが漂う、ボックスケースが早朝の日曜日に届く。 粋な計らいですね。嬉しかったです。 決して、シトラスっぽい感じの人ではないのですけどね、、(笑) 今はラスベガスでインプットから、アウトプットのタイミングに入っているようです。 あまりこの期間に、自分の「幸運」をすり減さないようにして欲しいものです。 会社の規模が徐々に大きくなっていくと、入ってくる人もいれば、出てゆく人もいるわけで。ただ、出ていった人にとって、人生の一部を共有していたわけですから、その後のスケジュールは良いものであって欲しいと思いますね。 僕の思いとして自分の会社を経ることで、その人に提供できることは、「自分一人で喰える人になる為のスキル提供」なんてことを言い続けています。まあ、スキルとまでは言えなくて、そのお手伝いでしかないでしょうけどね。 働くって大変ですからね。単純に給料や、やり甲斐、プライドとか、いろいろ複雑に混ざってしまって。ただ、ひとつベースにつながるのが、少なくとも「食っていけること」かな、、と。 給料ややり甲斐、プライドってのは変数で、人生の変遷で可変していくものだと思いますが、食うことは固定で、絶対に必要なことですからね。 「そんなプリミティブなことをベースに考えながら、ビジネスなんてできねーよ。」という声が聞こえてきそうですが、そういう人って、変数のどこから狂うと途端に、自分が自分でいられなくなっちゃうんですよね、、 日本の自殺者が3万人という、交通事故で亡くなる人より多い、という異常事態からして、変数ばかり見て暮らしている人が多いのだろうなーっと。 まあ、僕も変数を見ないわけではないですけど、本質は案外シンプルで、食っていけりゃいいかな、と。 そこをベースに、人との関わり方や、ものの見方、ものの見せ方って自分には定義があって、それをちょっとずつでも、迷惑がられても、小出しにしていきたいなと思っています。 そんなことを考えさせられる、ギフトでした。 ありがとねー。
| - | 19:18 | comments(1) | - | - | - |
2006.11.26 Sunday
トーチソングトリロジー
パルコ劇場にて。
篠井英介、橋本さとし、奥貫薫、黒田勇樹らが出演していました。 篠井さんが出ている時点で、まあ、いわゆる同性愛を扱うものだったのですが、うーん、、それほど暗澹たる内容ではなく、純粋なヒューマンドラマといった感じだったでしょうか。 僕と奥さんのすぐ向かいの席には、どこかで見かけたスタイル、今期のコムデギャルソンのフランネルジャケットを羽織っているということで、ピーコさんがいました。 巨大なエルメスのバッグに、ダイヤの指輪を幾つか。まあ、でも小綺麗にしてましたけどね。ノーメイクでしたけど。 さらに、後ろの席には、劇団新感線の演出家、いのうえひでのりさんがいました。 他にもいろんな人がいそうでした。 3時間+休憩時間という長丁場。 パルコ劇場の作品には何種類かのカテゴリーにわかれて、いわゆる時代劇的要素を加えた名作ものの再演、リメイクというカテゴリー。もうひとつは現代劇ですね。日常の様々な情景をカッティングエッジで仕上げたもの。さらにあるのが、今回のトーチソングトリロジーのような、イデオロギー的な感覚があるもの。パルコ劇場として世に訴えたいもの、といったカテゴリーがあるかな、と。 だから、これらのカテゴリーで客席の雰囲気はガラリと変わりますね。 同じ箱にコンテンツにあわせてユーザを入れ替えさせるって、コンテンツが成しえる技だなと思いますね。
| - | 02:22 | comments(0) | - | - | - |
2006.11.23 Thursday
NILS後記:で、結局どうやって儲けるの?
NILSのパネリストだったCA藤田社長は、AmebaVisonの収益性を問われて、「現在のところ、収益は当該事業では考えていない」とのこと。
別段、お話された内容の一部を抜粋して、見解を歪曲編集しているわけではなく、現在のところは、考えていない、ということでした。 今回のNILSでも、YouTubeのGoogleへのバイアウトで当然注目が集まった、動画共有サイトを運営する企業への質問にも、「技術やユーザビリティは分かったけど、どうやって儲けるの?」という問いには、「現在のところは投資フェーズで考えていない」「今後、広告収益を考えている」という回答。 動画共有サイトだけでなく、Second Life等の、オンラインコミュニティ、SNSに対しても、「収益は?」という問いには、「今後広告を増やす」「オンラインコミュニティ内の看板や、アイテムにタイアップして広告を載せて行く」とのこと。 サービスそのものは面白そうですし、企業側がコミュニティのユーザの行動を分析して、商品開発に生かす、というようなこともあるようです。但し、それがそのインフラを提供する側には明確なビジネスモデルのイメージがないということですね。 ようするに、動画共有サイトも、オンラインコミュニティ、SNSも、斬新な収益モデル、ビジネスモデルを持ち得ているわけではなく、「儲かるかどうかわからない」ってことだと思います。 明確に分かる収益を得る方法としては、YouTubeよろしく、バイアウトだろう。 前回のNILSでも米国のソフトウェアベンダーが、「ビジネスモデルは?」と問われて、「Googleに買ってもらうことさ!」と。 同じですね。 結局、広告収益を得るためには、広告を掲示するに足る、人のトラフィックが必要になるわけですよね。 とにかく人に集まってもらう、繰り返し集まってもらう、その仕掛けを沢山作っていく。Mixiの笠原社長とも、立ち話をしましたが同じことをお話されていましたね。 ビジネスモデルとしては間違っていませんし、正しいと思います。 ただ、動画共有!SNS!なんやかんやでCGM!、ひっくるめてWeb2.0!とは、決して新しいビジネスモデルを直接的には生み出すものではない、ということですよね。 「まずは人を集める・集め続ける」 この手法の違いと、ローコストコントロールのスキーム構築の仕方がWeb2.0っていうことなんですね、、 大昔、Jサイドという斬新なサービスがありました。「人が集まれば広告が儲かるんですよ、、」と。 2006.11.22 Wednesday
クリティカルマスと中国
NILSでのセッションコメント。
世界のインターネット人口は約7億人に達した。 中国人のインターネット人口は約1億人。 インターネットに繋いでいる人の7人に1人は、中国人であるということ。 世界のモバイルデバイスの普及人口は20億台に達した。 中国人のモバイルデバイスの普及人口は4億台。 モバイルを持つ人の5人に1人は、中国人であるということ。 商品、サービスにおけるクリティカルマスは中国人の評価をもって、達成しうる、ということですね。 今回のNILSは、中国企業のスピーカーが多いですね。 明日は中国NO.1検索エンジンの百度(バイドゥ)のCEOのセッションもあります。 先ほどのインターネットにおける絶対人口に裏づけられるように、世界中で利用されるインターネットサービスのトップ10には、既に4社も中国企業が入っていました。 百度もそうですが、メッセンジャーサービスのQQなど。 日本企業は一社もなかったですね。 単純にネット先進国から、ローカライズだけし続ける日本のこのネットトレンドって、このままでいいのかな、と疑問を感じざるを得ませんでした。 それにしても、ソニー前CEO出井さん(現最高顧問)が登壇されたのには驚きましたが、ハツラツとしたお話しぶりには感銘を受けましたね。 名刺交換と直接お話をさせて頂きました。 嬉しいできごとでした。 |