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go2屏風と商売は曲げねば立たぬ。
2007.01.30 Tuesday
ノイズと嗜好品とその関係の先。
1月の終わり、東京はまだ雪は降っていないような。
暖冬ですね。 暖冬なのに、急激な寒気が新興市場に流れ込みましたね。 風邪を引きそうです、、(苦笑) さて、相変わらずほぼ毎週末、自宅には通販のボックスが配送されてくるわけですけど、Amazonの段ボールって、若干ですが、過剰包装気味じゃないですかね。 ハードカバーを一冊だけでオーダーすると、ほぼA4台の立体が届きますよね。 まあ、本という形態ですから、型くずれとかを考えると、その大きさにせざるを得ないのでしょうけどね。 案外、段ボールの解体とゴミ捨てが手間なことが最近ネックに思い始めました。 もう少し、軽装な包装でも問題ないんじゃないかな、と思いますね。 Amazon関連ですが、米国のAmazon.comは商品カテゴリだけで見ると、日本のカテゴリの2倍、3倍程度ありますね。 化粧品や、アクセサリー、携帯電話、食品から、ペットのサプリメントまで。面白いモノでは、木工作業用の旋盤機械までありますね。 日本のAmazon.co.jpではまだカテゴリのタブは追加されていませんね。 基本、米国のカテゴリが徐々にローカライズされてきているので、日本未進出のカテゴリも、いずれもはじまりますね。 Amazon.co.jpのカテゴリが増えるということは、日本のECにおいても、それだけ裾野が広がっている、ということの裏付けかも知れませんね。 逆に、米国Amazonには合って、日本Amazonにはないカテゴリの数だけ、まだまだ日本のECマーケットは拡大の余地がある、という置き換えも可能ですね。 自分はAmazonの購入履歴を見ると、圧倒的に書籍が多いですが、次いで多いのは、エレクトロニクスカテゴリだったりしますね。 メモリやルーター、マウスなどのPC周辺機器系。あとは加湿器や、クリーナー等のグロサリー系。 Amazonで購入を始める前にも、これらの商品の需要はあったはずで、どこかで買っていたわけですけど、おそらく全てバラバラの場所で買っていたのでしょうね。 足をわざわざ運んで。 つくづく、Amazonが便利な理由がわかりますね。 ただ、いまだにAmazonで買おうとも思わないし、探そうと思わないモノもありますね。 いわゆる、嗜好品。着るモノもそうですが、愛着の対象となりそうなモノ。 それは、Amazonの画一的な整理された情報の中では、見つけられそうにないですし、Amazonの購買促進エンジンとされているレコメンズやレビューがかえってノイズになりますね。 このノイズを省いたAmazonの向こうを張るECサイトってどこかな、と。 ないですね。ない。 あるとすれば、どのようなイメージでしょうか、、うーん。 Webではない、という判断も一つかも知れないですね。 なんか、今後のサービスのキーになるかも知れませんね。 2007.01.15 Monday
新橋演舞場と劇団☆新感線
土曜日に吉原御免状以来、久々にチケットが取れて、はじめての新橋演舞場に。
劇団☆新感線の最新作舞台、 朧の森に棲む鬼を見てきました。 主演は市川染五郎。キレッキレだった阿部サダヲ、こちらもキレてた高田聖子に、いつもの古田新太。 演出の豪華さ、ストーリーのメリハリ、絶妙な笑いは、一流のエンターテイメントですね。 この半年で、一番楽しかったですね。 一人12600円は安い。だいぶ安い。 新橋演舞場もはじめていきましたが、大江戸線の築地市場駅からすぐなんですね。 最近、改築したのかな?ずいぶん、小綺麗でした。 ただ、演舞場ということだけあって、観劇席には、提灯が並んでいました。 ちょっと、席が狭い気がしましたね。 こちら、平日ならまだチケットが取れるかも、知れません。 まだあまりお芝居を観に行ったことがない方。 冬山はいつでも行けます。冬山は逃げません。 ただ、舞台と芝居はそのときだけです。いわば、東京ならではの文化の旬ですね。 旬のものは、旬の時が一番いいわけです。 観劇は感性への投資です。 投資がないところにリターンはないので。 冬山は文化か。 否定するつもりはありませんが、僕には悲しき現代人のコンビニエンスな目印のように感じられてなりません。なんか、労働目的を失った、季節労働者のように思えて。 あ、単純に、僕の周りの誰も彼もが、冬山、冬山と、騒いでいることへの嫉妬では決してありません、、決して、、、 日曜日は久しぶりに新宿の伊勢丹へ。 なんやかんやの買い物をして、地下の食品売り場に。伊勢丹の地下も小綺麗ですね。 奥さんに誘われ、ワイン売り場に。 ボルドーを眺めていたら、店員さんに「地下にセラーがあるのですが、いかがでしょうか?」と。 ほう。セラー。 店内の奥に、隠し扉のようなところがあり、そこからレストランの渡り廊下のようなところを抜け、半地下のセラーに。 膨大な数のワインが、少し冷えた室内にところせましと。 博物館の資料室のような雰囲気です。 伊勢丹の地下にこんなところがあるとは知りませんでした。 ここのセラー。テイスティングができます。有料ですけど。 ただ、そこそこの高級ワインを原価で飲める。 そこにいた、ソムリエに話を聞くところ、みんなテイスティング目的だけで、このセラーに降りてくる人が多いとのこと。 一杯400円から、オーパスワンは2500円までと幅広い。 結局、2杯ほどテイスティングと言いつつ、飲んでしまいました。 そこで試した、1999年のムルソーを買って帰ることに。 いやー、穴場を発見しました。 もう既に有名なのかも知れませんけど。 2007.01.08 Monday
20年前と、成人式と、当時の断片。
1986年生まれの方が今日8日に成人式を迎えたそうです。
おめでとうございます。 自分は数えで7歳ですね。 ●1986年はこんなことがあったようです。幾つかピックアップ。 *出典Wikipedia ・1月28日 - スペースシャトル、チャレンジャー号爆発事故、乗組員全員死亡。 ・2月25日 - フィリピンのマルコス大統領が国外脱出、アキノ大統領が就任。(エドサ革命) ・3月5日 - 青函トンネルの本州と北海道が結合 ・前年8月19日に打ち上げられたハレー彗星探査機「すいせい」が彗星に最接近(15万Km)。 ・4月1日 - 男女雇用機会均等法施行。 ・4月1日 - 丸善石油、大協石油と石油精製会社のコスモ石油が合併してコスモ石油に。 ・4月26日 - ソ連のウクライナ・ソビエト社会主義共和国のチェルノブイリ原子力発電所で大規模な爆発事故発生(チェルノブイリ原子力発電所事故)。 ・5月8日 - イギリスチャールズ皇太子とダイアナ妃が来日。 ・5月27日 - ドラゴンクエスト発売。 ・6月5日 - 新潟県佐渡島のトキが2羽に。 ・7月11日 - 東京ディズニーランドに新アトラクション「シンデレラ城ミステリーツアー」がオープン(このアトラクションは2006年4月5日をもって終了した)。 ・11月1日 - 道路交通法改正、自動車の一般道路におけるシートベルトの着用が原則義務化。 ・11月25日 - 三菱銀行有楽町支店で現金輸送車の3億3000万円強奪事件 ・12月9日 - ビートたけし(北野武)と、たけし軍団が講談社襲撃事件を起こし、逮捕。 ■なんとく、記憶に残っている出来事が多いですね。チャレンジャー号の爆発とか、青函トンネルの開通(記念切手を持っていた記憶が、)とか。 男女雇用機会均等法は20年前の制定だったのですね。20年目の今日は、全世界的に先進国で女性の国家元首が登場しそうですよね。日本は、先進国の中でも女性の登用がまだまだ遅れているそうです。 ●1986年に始まったテレビ番組 * 大河ドラマ『いのち』 * NHK朝の連続テレビ小説『はね駒』 * 加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ(TBS) * 風雲!たけし城 * 男女7人夏物語 * あぶない刑事(日本テレビ) * 世界・ふしぎ発見!(TBS) 大河ドラマ、NHKの連続テレビ小説以外は全て記憶に残っていますね。 現在もレギュラーとして続いているのは「世界・不思議発見!」でしょうか。 あぶない刑事はたまに映画で復活していますよね。 自分の成人式の記憶は、中学の時の同じ学年のほぼ全員と教師を集めて、酒盛りをした記憶がありますね。 後は、最初に作った会社の運用で忙しかったことでしょうかね。八王子の大学に通いつつ、知人のコンサルティング会社のパートナーと一緒に事業をはじめたのもこの頃からかな。 そのコンサル会社の知人に言われたことで、今も覚えていて、たまに自己認識をする際に思い出すセンテンスがあります。 「君はイメージ先行なんだよね。ただ、そのイメージは確実に君の中では完成度高く出来上がっているから、そのイメージを形にすることが得意な人と一緒にビジネスでも、何か物事を進める際にもやることだね。」 うーん、これは本当にそうだなーっと。思えます。 いろんな週刊誌、AERAとかを定期購読しはじめたのもこの時期ですね。 全ての事象を可能な限り、小さなパケットに分断して、頭に流し込むにはどうすればいいだろう、、ということを本気で考えいた気がします。 結論、自分は「自分自身の思考が売れるな、」ということに恥ずかしくも思いこみ、思考し続けることで収益を生み出すプロセス、スキーム構築を埼玉は入間の田舎でもんもんとやりはじめましたね。 その成果は実ってるかな、、うーん、、どうかな。 でも、何か問題や課題がおきても、自分に言い訳は全くしなくなりましたね。 まあ、この年齢なんで当然かも知れないですけど。 2007.01.08 Monday
宮本亜門と鰻重。そして、無線LANへの期待値。
土曜日は代々木公園駅までタクシーで移動し、千代田線で日比谷駅まで。
地下鉄のポッドを上がると、すぐそこが目的地。 日生劇場は初めて足を運びました。 宮本亜門演出のスウィニー・トッドを見てきました。 市村正親、大竹しのぶ、武田真治、ソニン、斉藤暁、、と濃く煮出し過ぎたコーヒーのようなキャスティング。 内容が殺人モノなので、まあ、当然といえば、当然。 こちらいわゆるブロードウェイミュージカル。歌モノです。 ただ、宮本亜門。歌が多いのですけど、歌モノ特有の間延び感があまりなく、台詞劇のような観劇感がありました。 12,000円を超えるチケットなのですが、満席。日生劇場、収容人数は知りませんが、1クールの収益は数億なのでしょうね。 螺旋階段と、曲線を多様した変わったフォルムの劇場です。ちょっと、古いですが、なんでしょう、30年前にはとっても斬新だった、という感じですかね。 壁や天上のタイル使いには若干、ガウディっぽくあるかな。言い過ぎかも。 雰囲気は好きな劇場ですね。 自宅でタスクが残っていたので、日比谷で食事はせずに、そのまま千代田線に。 代々木公園駅のポッドをあがり、TARLUMで、厚岸と三陸の生牡蠣とシャブリをオーダー。 うーん、、このあたりの新鮮だぜ!的な専門のオイスターバーと比較しても、相当秀逸だと僕の舌は鼓を打っています。 その後、甘鯛のグリル。 これがまた、秀逸。香草の使い方が絶妙なのか、僕の好きなタイムが多様されていたかも知れませんが、新鮮なんでしょうね。それをお刺身とかカルパッチョみたいにオリーブでごまかさず、あえてグリルってところが、心意気を感じますね。 お魚系が好きな方は、TARLUMは是非。冬でも、キンキンに冷えた白ワインをお勧めします。 結局、二人でワインを一本空けてしまいつつも、自宅で残業をこなし、4時前にベッドに入ったのですけど、今日は所用で7時過ぎにはベッドから降りて、静岡は浜松まで行ってきました。 新幹線はガラガラ。GSだったこともあるのかしらと思いつつも、それにしても本当にガラガラ。 山田登世子著のブランドの条件を読んで、ルイ・ヴィトンもエルメスもフランスのウジェニー皇后が重用したことにルーツを持つ、と。 たった一人の「顧客」の承認と信頼を得たことから、今のヴィトンとエルメスがあり、ただ、その承認と信頼を与えたのが時のナポレオン三世の后だっただけだから、というのがなんとも言葉に出したいフレーズだな、と思いました。 ちなみに、社会学者が「流行とは」について明確な回答を述べている言があったので、紹介します。 「流行(モード)とは、起源(ルーツ)なき出現である」 ご名答。 別にブランドがどうのこうの、ということではなく世の消費財や耐久材に「付加価値」という付箋紙をつける為にはどのようなロジックが根底にあるのか、ヴィトンやエルメスといった高級ブランドを買い漁る日本人の消費行動から、その暗澹となるような道筋が見えるようになります。 こちらもオススメ。 浜松につく頃には読み終え、所用を済ませ、いざ帰りの新幹線まで40分。 浜松駅。なにもないです。 まあ、ウナギかな、ということでタクシーに乗り、「近場で美味しいウナギ屋さんにお願いします。」 連れていかれたところが、○○屋。 メニューは、うな重だけ。それも、松竹梅の3種類。 面白いのが、価格設定。なんと、松が一番安い設定。竹が一番高い。 お店の人に聞いたところ、浜松に来る東京の人を接待するのに使われるのがほとんどなので、「松を4人前!」と言えば、聞こえがいいでしょ!とのこと。 なるほどね。 うな重と、肝のお吸い物、白焼きに、お新香。 おいしかったです。はい。オナカも空いてたし。 急いで浜松に戻り、お土産にさらにうなぎの蒲焼きを購入。 帰りの新幹線は行きよりも停車駅が多い。失敗しました。 あと、東海道線はトンネルが多い。 エアエッジが断線する、断線する。 全く、不愉快。 東海道新幹線内の無線LANってなかったでしったけな、、 5年後には少なくとも23区内全域無線LANになっていると願って止みません。 2007.01.03 Wednesday
いつ死んでも悔いのある人生を。
最寄りの寺社仏閣が明治神宮なので、31日の午後に訪れ、まだ人が閑散な時間帯に、サクッと年中行事を終えて来ました。
さて、今年一番最初に読んだ本は、先日情熱大陸にも登場していた永和法律事務所の荒井裕樹弁護士が書き下ろした「プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術」。 ちょっと、タイトルが言わされた感がありますが、サラッと読みやすく、荒井氏がいかにクレバーなのか、なぜクレバーな思考をするようになったのか、その背景も坦々と描かれています。 彼が担当した青色LED発光ダイオードで、発明料の対価を空前の200億円という金額を裁判所に裁定させたこと、生きた法律となる最高裁判所の判例を覆したこと、それらの「偉業」の背景も、実に坦々と、ほんとうにタンタンと音が聞こえてくるくらい、軽快に紹介されています。 気になったフレーズとしては、いつ死んでも”悔やまない”人生を、ではなく、いつ死んでも”悔やむ”人生を、と。 まあ、人生目標がなくなったら、生きてる意味がないじゃない、と。 常に、「あー、あれ、進めてる途中だったのになー」と。 これ、自分の感覚にも近いな、と。 荒井さんには失礼ですけど、勝手に思ってしまいました。 あと僕が飲み屋でついつい口走ってしまうのは、マキャベリの「運命の女神は女性だから、モノにするには、力で押し倒さなくてはならない、、、」、、 失礼しました。 今年は100冊くらい、読みたいですね。 |