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go2屏風と商売は曲げねば立たぬ。
2007.02.26 Monday
半径2キロの悦楽。そして罪悪感と、戒めは虚ろに。
近所の参宮橋駅近くに、通えそうな小料理屋というか居酒屋を見つけました。
食べログのエントリー通り、この近隣に住む人以外は見つけられそうにない、佇まい。 住宅街の軒にとけ込みすぎてて、通り過ぎてしまう感じですね。 自分は同じく、参宮橋駅近くの「みささ」という、10人に聞いたら10人とも典型的な居酒屋と称するであろう店(結構、おいしい)の女主人に紹介してもらい、足を運ぶことになりました。 お店の名前は、「たがりや」と言います。 絵描きさんに「喫茶店のマスターを書いてください」とオファーすると、最も一致しそうなイメージの旦那さんと、八百屋さんのお母さんというオファーで、最も一致そうなイメージの奥さんと二人で切り盛りするお店です。 旦那さんが全部オーダーされる料理を作って、奥さんがお酒と接客対応というわかりやすい構図。 料理はどれも美味しかったです。お刺身も鶏料理も。 焼酎が相当数ありますね。それも大分こだわっている感が伺えるラインナップ。 気に入ったのが、44度もあるのですが、ストレートでシェリーグラスで飲ます、黒糖焼酎の「南国の貴婦人」という代物。焼酎というよりは、コニャックとかに近い感じです。 料理も美味しいし、お酒のラインナップもいい。 しかし、重大なインシデントがあります。 料理がオーダーから提供まで、非常に遅い。食べログのコメントにも良くありますが、一般的な居酒屋的発想での提供は望めません。 お刺身で30分。焼き物で1時間くらい。冗談じゃなく。 それもそのはず、ご主人がオーダーが入ってから、ごそごそと作り始めるわけですからね。 まあ、単純に時間を作ってゆっくり、箸を進められるような余裕で向かい合えばいいわけですけどね。 感想としては、またいきたいな、と思えました。いいお店です。 靴を脱いであがる、10人ちょっとで一杯になるカウンターと、テーブル席が2つ。 人口密度は最大で14〜15人程度でしょうか。 参宮橋駅から歩いて3分くらいでしょうかね。時間があって、焼酎を冒険したい方は是非。 奥さんと二人で1万円くらいとリーズナブルでした。 その後、歩いてパークハイアット下のショットバー、Jubaに。 最近、顔なじみになったバーテンさんが今月いっぱいで卒業ということで、連チャンで顔出しに。 なんやかんやで、クローズ近い時間まで。 夫婦で飲み歩いてる感じですね。 今日は、午後から社長とそのフィアンセと4人で、紀伊國屋サザンシアターであった、こまつ座のお芝居を。 千秋楽だったということで、独特の雰囲気に。 作家の井上ひさし氏の脚本が遅れに遅れて、初日が大分ディレイして話題になっていましたね。 スタンディングオベーションの後、フロントにいると、その井上ひさし氏が、トレードマークの丸めがねでひょうひょうと目の前を歩いて行きました。 続いて、TBS安住アナウンサー、会場では高島礼子さんも見かけましたね。 その後、知人の紹介で、客演の佐々木蔵之介さんと打ち上げを共にさせて頂くことになり、かなりイレギュラーな流れになりました。 佐々木さんは総合代理店の大広出身という元サラリーマンの俳優さんとのことで、どことなく親しみやすい人間味を感じました。 TVでお見かけするより、ずっと背が高く驚きましたね。 打ち上げ会場を後にして、代々木駅前の焼肉店のいく田に。 ここはランチでは結構、会社の人間も来ているのですが、夜はガラッと雰囲気も値段も変わってしまうところです。 正直、かなり美味しいですが、二人で相当額になってしまうのであれなんですが、まあ、たまには、ということで。 案の定相当額になってしまい、食べ過ぎに罪悪感に苛まれながらも家路に。 本当に、本格的に、食い道楽こそが楽しみになりつつある自分への戒め方すら分からなくなってきました。 食べながら、言い訳を。 これじゃやせねーな、と思いつつ。 新宿南口からちょっと、KDDIビル側に抜けた路地裏に、かなりオーセンティックなバーを見つけましたので、ご紹介を。 ファロワール、フランス語で「必要」といった意味とのこと。 写真では明るく映っていますが、ずっと、ずっと、いい感じに暗いです。 是非、デートに。 また、そのお店で流れていたBGMが良すぎて、マスターに無理矢理CDのジャケットを借りて、ケータイで撮り、Amazonで探したものの取り扱いなし。 久しぶりにHMVでオーダーをしました。 Jeanette Lindstrom / Steve Dobrogosz この乾いた女性ボーカルが、自室を一瞬にして、正統なバーのラウンジに変えちゃいます。読書のBGMにも絶対最適かと。多分、没頭深度が深くなるはずです、、
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2007.02.21 Wednesday
海南島と活字とビール。
自分の会社のカルチャーにリクルートの系譜が残っており、いわゆるGIB(Goalin Bonus)という社員旅行の制度があります。
元リクルートの方が経営に携わっている会社の採用情報なんかではよく見かけますね。 今回は、中国は海南島にいっていました。 直行便がないので、広州でトランジットする必要があり、片道でも10時間近く掛かってしまいます。なので、あまり日本人もいないですね。ちなみに、一度も自分達以外の日本人には遭遇しませんでした。 まあ、それもそのはずで、中国は現在、春節。旧正月なんですね。 大変な騒ぎでした。 緯度的にはベトナムに近いので、南国ではありますね。気温は30度くらいでしょうか。 風が吹いていれば、涼しさも覚えますが、デフォルト蒸し暑い。 食事も、デフォルトはマズイです。ただ、海に囲まれた島なので、海鮮モノは美味しいモノもありました。自分は、青島ビールばかり水分補給の経路にしていました。 お水は水道水は飲めません。デフォルト。 自分はマリンスポーツもビーチにも興味がないので、ホテルの自室に引きこもり、読書、読書、読書。 まあ、これも贅沢といえば、贅沢なんですけどね。 意味ないじゃん常夏の日差し。意味ないじゃんキレイなビーチ。意味ないじゃん海外。 そんなことは思いません。ただ、キーボードに触れない指が震え始めた程度です。 ホテルの自室で音声を消してテレビをザッピングしていましたが、日本のそれとは比較にならないほど、画一化的で、エンターテイメント性には欠けますね。もちろん、政治的な体制が影響を及ぼしているわけですから、日本の深夜テレビ的なアプローチはできないものの、中国の人がネットカフェでネットのザッピングに浸りこみ、百度なり、QQの利用ユーザが急激に伸びる理由が垣間見れましたね。 ようするに娯楽がないわけですよね。韓国がオンラインゲームなり、コミュニティが先行して盛り上がる理由と一緒ですね。娯楽が少ない、という観点。 デバイス的にもモバイルの利用は、まだまだ通話中心かな、と。ただ普及率は凄まじいと感じました。誰でも持ってます。ただ、着信音が短音だったりするのを耳にすると、あくまでも音声端末と、SMの利用程度なのであろうと思いますね。 クレジットカードの普及率がまだまだ低いようですし、確実な課金ポートのあり方と一緒に議論されていくんだろうなと思っています。プリペイドではなく。 さて、海南島の写真を幾つか。 ホテルに近いビーチ沿いの目抜き通りですが、信号がないんですね、ここ。なんで、クラクションを多様しながら、威嚇しあいながらのトラフィック。当然、事故もおこるわけで、バイクとトラックの正面衝突後を見かけました。 ただ、概ねタクシーなんかもゆっくり運転ですね。それほど、スピードを出す直進も少ないのですけど。タクシーと、サイドカーつきの50CCバイクが双方、乗り合いしていている部分などは、未発展の異国情緒を感じさせますね。 南国ということで、道ばたにドリアンとおぼしき、巨大な果物が並べられていました。露天には彩り豊かな果物が多く売られていました。僕は口にしませんでしたが、美味しいようです。 ロシア人が年間30万人近く来る海南島。日本人は2万人しか訪れないそうです。そのためか、ロシア語の標識はよく見かけるのですが、日本語はほとんどないですね。ちなみに英語も通じないですね。ただ、自室の洗面書には、日本語の注意書きが。 節水の協力の呼びかけなのですが、文末に「どうもありがとう」と書くつもりだったのでしょうけど、「う」が「ラ」に変わってしまっていて、 「どラもありがとラ」に。 直行便ができない限り、次に行くことはないと思いますが、まあ、平和な島でした。マリンスポーツが好きな方にはいいかも知れませんね。 2007.02.03 Saturday
いまさらAmazonポイントね、、
CNETのエントリーに、「アマゾン、ポイントサービスを導入、1ポイント1円で買い物に」という記載。
いまさらな、、 購買動機の形成という観点で「ポイントがもらえる」というのは、「その店で買う理由」を最も分かりやすく体現しますよね。 Y!でも、楽天でも、量販店系サイトでも確実に搭載されています。 いまさらポイントサービスをはじめた真相は。 一般コンシューマにおけるサーチエンジンの常用化だと思いますね。 あと、アフィリエイトの普及。アフィリエイトサイトが検索結果の面をおさえますからね。 Amazonで買う理由とはなんだろう、という疑問にAmazon自身が従来のままでは応えられなくなったのでしょうね。 だから、Amazonで買ってね、ポイントが貯まるから、と。 AmazonがA9を本気で、バーティカルサーチエンジンとして稼働を急ぐことも今後、考えられますね。 あと、ホントになったらすごいし、ちょっとコワイけど、AmazonとGoogleの合併かな。 何年前から語られているGooglezonの世界観。 |