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go2屏風と商売は曲げねば立たぬ。
2008.01.28 Monday
ラベルのボレロ、層状の重なりと浮遊感。
赤坂アークヒルズ内にあるサントリーホールで東京フィルを聴きに行っていました。
昨年末にも聴いた、ラベルのボレロですね。 ラベル以外も、ドボルザークもあったのですが、ラベルのみが目的です。僕の場合は。 あの禁欲的な前奏。 象徴的なほど、繰り返される同一パターンのメロディライン。 爆発的に拡散する終結部。 アドレナリンが一気に放出されます。 呪術的なほどに刻み続ける小太鼓と、豪華なストリングスの追奏、 ファゴットの控えめながらも確かな旋律、ブラスの華やかなリフが層状に重なりあっていくと、 いつのまにか、耳だけでなく、身体全身をホール内に取り込まれそうな浮遊感を 憶えますね。 指揮者もタクトを腕ではなく、全身を使って振り乱す姿はどこか、狂信的なシャーマンのようにすら見えます。 ラベルのボレロは、比較的にコンスタントに各地で公演されるコンサートの演目に入っているので、 まだ、一度もボレロ体験がない方は、早く体験することを強くオススメします。 フロントで最も目立つのは指揮者であり、第一バイオリンではありますが、 フィナーレの後に、指揮者が会場に戻ってきて、 演奏内で「良い演奏」をしたパートを、1人ずつ立たせて、会場からの賞賛と、 指揮者としての賛辞を送る姿は、企業経営とも近似する部分を感じます。 また、夏前にでも、公演を探してあの浮遊感を得たいと思っています。 会場のサントリーホールがアークヒルズ内にあることも知りませんでしたし、 こんなに音響的にも優れたハコであることも聞き及んでいませんでした。 都内はやはり、芸術的にも技術的にも優れた場所が沢山ありますね。 エントランスのアールデコっぽい、シャンデリアがステキでした。 2008.01.16 Wednesday
官製不況、アナーキーとクリーニング。
昨年は、マンション、建て売り、テナントを含め、建築着工件数が激減するという、
官製不況が建築業界ではありましたね。 同様に、改正貸金業法の制定で、消費者金融をはじめたとした金融業界にも激震が走り、 我々のような広告業界にも多大な影響があったわけです。 さらに、総務省が音頭を取る、モバイルサイトにおける未成年フィルタリングも、 同様の官製不況を生み出す雰囲気が漂ってきていますね。 フィルタリングサービスの原則適用化で、未成年向けモバイルコンテンツはどうなる? このエントリーによると、キャリア各社の取り組みは下記のようになるようですね。 ドコモ :ホワイトリスト方式*8月から KDDI:ホワイトリスト方式*6月から ソフトバンク:ブラックリスト方式*6月から ホワイトリストは、そもそも未成年には勝手サイトは見せません、というスタンス。 ブラックリストは、未成年には適さないであろうサイトのみを見せない、というスタンス。 いずれにせよ、我が世の春を謳歌していた、モバゲーをはじめとした、 勝手サイト群としては、大打撃ですよね。 何も対処しないと、死に至る病を発病した、いや、伝染がはじまった、 ということでしょうか。 官製不況は勘弁して欲しいと思いつつも、 現状のモバイルサイトのアナーキーな状態はマトモでもないとも思っていました。 特に、モバゲーからみで殺人事件まで発生し、一般的に報道されているにも関わらず、 実行効果が見えない状態では、いずれ「お上」のご聖断が下る状況を作ってしまい ましたよね。。 この決定で誰が得をするのか。 総務省官僚の満足感は別として、公式サイトの運営者は悪い気はしないでしょう。 ただ、公式サイトだけを運営しているコンテンツプロバイダーも少ないわけなので、 実害はいずれのプロバイダーにも発生するわけなので、 「まる得だー!」と叫んでいるところは、モバイル業界においてはあまりないかも 知れませんね。 モバイルデバイスと、PCデバイスとの融合が進み、 ちょっと現実味はまだ起きませんが、 公衆無線LANが網目状に張り巡らされる街中が増えるのであれば、 キャリアの網を抜けた、インターネットアクセスに移行していくのかな、と。 特に局所的な都市部を中心には、可能性はありますよね。 キャリアのゲートウェイを通過しないのであれば、ブロックされることも ないわけですので、自由なコンテンツ流通は担保されると。 ただ、網から抜け出ることで個人情報と課金手段との連携から外れるので、 従来のモバイルコンテンツの課金形態のみならず、ビジネスモデル自体の 崩壊をも意味しますよね。 ただデバイスのローコスト化が促進し、官民一体でのWi-Fi普及があれば、 来るべき世界観の一つとしては、間違っていないのではないか、と思います。 ケータイ小説だなんて、刹那的な存在を憂う必要はなく、 まっとうに、まっとうなモノが流通する未来を思いたいですね。私見ですが。 2008.01.14 Monday
ケータイ購入代、5万円弱。
auをIDO時代から使い続け、既に10年以上利用しています。
別段、10年分だけアドレス帳が豊富、ということもなく、 他のベンダーに変える理由がなかったからなんですけどね。 ただ、今日、携帯の機種交換の最短記録を作りました。 利用期間4ヶ月。 吉岡徳仁さんがデザインした、MEDIA SKINですね。 見た目も、触り心地も良かったのですが、 ユーザビリティは最悪でした。。ひどいよ、京セラさん。 ボタンが押しずらい、I/Fもユーザの純粋想起に連動していない、 動作環境が遅いと、ケータイがケータイたる基本機能が全て欠損している、 という印象です。 吉岡さんのデザインは良いと思います。 ただ、工業デザインと、H/Iやら、U/Iやらは、別モノってことですね。 さすがに、日々ストレスを発生させたので、 使うに耐えないと判断し、 購入金額にして46,000円を支払い、infobar 2を購入。 ケータイに5万近く払ったのもはじめてだったのですが、 まあ、なんら契約に制限も発生しないので、いいかなと。 休日でしたが、ハイアットで打ち合わせだったので、 タクシー内で行きすがら、一通り設定をしましたが、 使いやすい。。全く疑問なく使えるI/F。 さすがSANYOさん。吹っ切れ方が違います。 カラーリングはグレー系にしました。 Felicaまわりの移行をすませ、ようやくストレスフリーです。 2008.01.04 Friday
さらにコンラッド 外は夕暮れ、場末のソルクバーノ。
コンラッドの二日目です。
昨日は、予定通りCHINA BLUEでディナーを頂きました。 コースは、「福・禄・寿/ふく・ろく・じゅ」と3タイトルあり、それぞれ、 3万円、2.5万円、2万円というラインナップ。 感想としては、当然美味しいのですが、チャイナブルーという店名と、 中華のお店ですよ、という説明をされない限りは、 お箸が出てくること以外、中華を感じさせませんね。 出てくるお皿の料理も、中華らしからぬ雰囲気。 ミシュランのフランス人担当者としては、こってりとした中華、中華のイメージより、 ずっと洗練して見えたのでしょうね。 このCHINA BLEUだけのチャージで、ルームチャージと同額くらい掛かりました。。 ただ、それだけの価値はあると思いますので、何かの折りにでも是非。 ふかひれやら、アワビやら、なんかいろいろ出てきます。 その後、バーに移動して、ボサノバチックなギターライブとソルクバーノを飲んでいたのですが、 目の前の、明らかに曰く付きであろう年齢不均衡の二人に目が行ってしまい、ボサノバがどうも、 場末の歌謡バーのようになってしまってラスト前に引き上げました。 とても雰囲気がいいバーなんですけどね。 オッサンがおねーちゃんの手をずっとまさぐっているわけですよ。 環境を乱しますね、あれは。 コンラッドはとても細長い長方形をしているというのは昨日のエントリーでも書きましたが、 実際に廊下に立ってみると若干遠近感がズレる感覚がします。 無限回廊のよう。 外からコンラッドを見ると、あきらかに長方形であることがわかりますね。それもかなり鋭角の。 高層ホテルではどうしても避けられない、機密性の高さの裏返しである、部屋の乾燥がやはりコンラッドもあり、 あまり熟睡というわけでもなく、早めに起きて目の前の浜離宮を散歩してきました。 ここ、入場料とるのですよね。一般で300円。 入場料があるおかげか、自宅近くの代々木公園のようにありとあらゆる人種、人格、世界観のるつぼ、 といったカオス状況からは全く異なり、ただただ、静かな時間が流れていました。 今日は快晴だったので、景色もキレイでした。 思った以上に、仕事もはかどっているおかげか、僕はほとんど部屋から出ずに、 延々とMacに向かっています。 外は夕暮れです。 2008.01.03 Thursday
コンラッド東京、雑念とアメニティ。
年末年始、特にどこかに出かけるわけでもなかったので、
今日、明日、明後日の3日間、汐留のコンラッドに自宅を離れ、 奥さんと滞在しに来ています。 今朝まで駅伝があったので、都内は結構混雑しているかなと思ったのですが、 運転時間にして20分ちょっとで到着しました。 知人の結婚式だったり、同じ汐留ビルに入っているソフトバンクには 仕事で何度が来ているのですが、コンラッドに泊まったことはなかったのですよね。 以前、西新宿のオークタワーで勤務していた頃は、 同じ系列のヒルトン東京には何度となく、お世話になったのですが。 幾つかこなさなくてはいけないタスク処理と、自宅じゃ読めないな、、 と思っていたハードカバーを幾つか持ち込んでいます。 お部屋も50ちょいくらいはありますかね、広いです。 銀座の夜景が見える部屋と、浜離宮と向かいのレインボーブリッジが見える部屋があり、 今回は浜離宮側のエグゼクティブフロアのガーデンルームに泊まっています。 コンラッドは長方形の建物で、廊下の長さが100メートル以上あります、、 圧巻です。 やはり、ヒルトンとはあまりに違いますね。まあ、当然といったら当然ですが。 仕事と読書もそうですが、ミシュランのチャイナ部門でめずらしく星をとったお店が、 このコンラッドの中にあって、そのチャイナブルーというレストランにも、 行ってみようと思っています。 先ほど、ナイトセットをしにきてくれたスタッフに「コンラッドはどんな客層が多いですか?」と聞いたところ、 日本の方が5割、日本でお勤めになっているであろう外国人の方が3割、後は海外からの旅行客の方ですかね、とのこと。 バスルームには、こんなアメニティも。 奥さんは到着後、さっそくフィットネスとスパに行ってしまったので、 僕はこれから仕事です。 まあ、自宅ではないので、雑念はうまく消えてくれそうではありますね。 ■追記■ バスルームのお風呂においてあった、上の写真にあるコンラッド・ダッグは、 持って帰って良いそうです! 別にたいしたことではないのですが、大人げなく、ひげ面の僕がスタッフの人に 聞いたところ、「あ、どうぞどうぞ、持って帰ってあげてください、」とのこと。 やや、嬉しい。 2008.01.03 Thursday
明治神宮、ワイン樽と企み。
去年同様、自宅から最寄りの明治神宮に31日中に1日早い初詣に行ってきました。
あと数時間もすれば初日100万人を超える人が訪れる明治神宮も、 さすがに日付変更の5時間以上前ですとほとんど、人がいません。 静かで、夜が暗くて、とても厳かな雰囲気ですね。 単純に混雑の中を初詣に行く動機を見つけられないので、いつもこのタイミングです。 まあ、相手は神様なわけですので、たかだか1日や、2日早まっても、寛大に見て頂けるでしょう、と。 境内を歩いていて偶然見つけたものが、いくつものワイン樽。 説明書きがある立て札を読むと、なんでも明治天皇が沢山ワインをお飲みになっておられたとか。 そこで、今でもフランスのブルゴーニュから好意でワインが明治神宮宛てに送られてくるそうです。 その数、50,60樽くらいありましたね、きっと。 この樽は、このお正月の初詣の参拝期間が終わった後はどこにいくのでしょうかね。皇居でしょうかね。 ひょっとしたら明治神宮のどこかの地下空間にワインの貯蔵施設があったりするのかな、と。 ワインと言えば、今年は思い切って100本くらい入るワインセラーを買ってしまおうと企んでいます。 お店をやるわけじゃないのに、どんだけだよ、とは思いますが。 代々木のBar Wのマスター曰く、まだまだ飲み頃ではないワインはストックしておいた方がいいですよ、とのことなので、 ストックが増えていきそうな気がするのですよね。奥さんと相談してみようと思っています。 |