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go2屏風と商売は曲げねば立たぬ。
2008.12.30 Tuesday
スコープグラス、飛行船、2008年と西新宿
普段もPM20時を過ぎると西新宿の人口は大幅に減少するのですが、
年の瀬ですね。 自宅マンション下を行き交う人はほとんどいません。 敷地内のカフェも全て年内営業を終了してしまっているので、 館内は作品を全て海外に貸し出してしまった美術館のような雰囲気です。 結局、仕事をしています。 正確に記せば、なかなか一般の業務時間では考えきることのできなかった類の タスク内容や、依頼ごと、事業に関わることの打ち合わせや、 思考・考察の時間になっています。 なので、案外都内を出歩いています。相変わらずMacとemobileを抱えて。 今まであまりお付き合いの無かった業種の方々ともお会いしています。 法律関係、特に弁護士の方とは多数お会いしていますね。 何をするにも、足回りをもう少し強固にしておかなくては、ということで、 それなりにコストを投下して、理論武装をしていこうかと思っています。 結構、詳しくなれたかも知れません。ある特定分野においては。 後は弁理士の方。こちらも現在、複数お会いしていますね。 非常に面白いです。特許や、商標というモノの考え方、その申請方法や、 様々なリスクそしてコストや、メリット・デメリット。 勉強になりますね。 このあたりは、モノの本を読むより、実際にその当該人物に会った方が、 はるかに多くのことを学べますね。それも可能な限り複数人と会った方がいいです。 特定の事例において「Aである」という回答を持つ方がいたとしても、 それは「ただひとつの正解」というわけではなく、「ひとつの見解」に過ぎないので、 他の方に同じ事例において答えを求めると、「Aに近いBないし、Cである」という見解を 出される方もいる、ということですね。 複数人から回答を集めることで、事象の全体像をまず外骨格から作っていくことで、 本質に迫る、というアプローチが正しいように思いました。 ビジネスを進めていく上で、どんどん新しいモノの見方、比べ方といった、 スコープグラスを増やしていかないと、 今見えている風景や、情景は変わらないのですよね。もしくは気付かない。 2008年は非常に【それを】痛切に感じました。 目にする新聞や雑誌といったメディアもいろいろ変えていこうかなとも思っています。 さて、 今年の第九は毎年行っていたオペラシティにはいけませんでしたが、演奏する楽章数が変わっていたり、コーラスの人が多かったりと、 またオペラシティとは違った雰囲気を楽しめましたね。 またラベルのボレロを聞きにいきたくなりました。 六本木ヒルズのけやき坂にある、「イル・ムリーノ ニューヨーク」にも足を運んだのですが、 結構な賑わいでした。 ただ、夏前までに多くの人口比率を占めていた、 kitonやbrooksのスーツを着た方々はお見かけしなくなりましたね。。 気さくなスタッフと、グラスワインの量が多くて、僕は好きなお店です。 おしゃれな感じのイタリアンももちろんいいのですが、 銀座の煉瓦亭もこの12月に訪れたお店の中ではやはり、惹かれるものを感じましたね。 普通な洋食屋さんなのですが、池波正太郎氏の紹介を引き合いにだすわけでもなく、 懐かしさが同居していて、ここが銀座ということを忘れさせますね。 西新宿はお正月あけまで、ずっと静かなままだと思います。 空気も若干、落ち着いている感じがしますしね。 飛行船がビルの合間を抜けていきました。 2008.12.27 Saturday
zingaro/ジンガロ 1月公演
以前から気になっていたのですが、前回は大反響であったにも関わらず、
足を運ぶことができなかった騎馬スペクタルという題される、 フランス出自のエンターテイメント、ジンガロが再来日するということで、 ようやく1月公演のチケットのリザーブを入れました。 こちらも、代々木Jacmelのスタイリストさんが激賞していていました。 お馬さんに乗って、役者さんがいろいろ音楽に合わせながら独特な世界を作り上げる舞台のようです。 チケット価格はそれなりにバリュアブルですが、スタイリストさんいわく、 あの舞台装置と、あの馬の数と、あの独特で雰囲気を作り上げるには、 それなりのコスト投下があるはずと。。 とても楽しみですね。 2008.12.26 Friday
絵 空間 副次効果とアトリエ
自宅のリビングと自室に新しい画家の絵を追加しようと、アトリエに足を運んで来ました。
代々木のJacmelのスタイリストさんに紹介していただいた、椋本サトコさん。 淡く、薄く、透明感がある色使いのポストカードを、Jacmelで見つけて、 近く個展を開かれる、ということで伺おうと思っていたのですが、 時間があわず。 この椋本サトコさんですが、元々エディトリアルデザインを手がけていて、 最近までデザイン事務所にいらしたとのこと。 独立されて、絵を中心に作品を発表されるようになったようです。 ポストカードで見た時は、油絵ではないですし、水彩画のようにも見えたのですが、 線が細かいので色鉛筆かな、、とも想像していました。 実際は非常に複雑な工程で、まずキャンパスに水彩や、色鉛筆で絵を起こし、 それをスキャナで取り込み、PhotoShopでレイヤー化した上で、合成し、 ひとつの構成に仕上げているとのこと。 それを、最終的には専門業者に依頼して、「和紙」にプリントしているので、 近くで見ると、和紙独特の陰影が絵の表面に複雑な表情を映し出します。 アトリエは無数のMacと大型プリンタが置かれていました。 今回譲っていただいたのは、LAというシリーズから2作品と、パリのアパルトマン を題材にされたというroomというシリーズから1作品の合計3作品。 こちらJacmelで見つけたポストカードになっている、主題の作品。 ロサンゼルスの公園をセグウェイに乗る男性が過ぎていく風景がリアルに頭に浮かびました。 こちらは横幅が2メートル弱ある大型作品です。現在、額装して頂いています。 椋本さんいわく、「日本でいう紀伊国屋のような食材店です。」とのこと。 この中心にあるヒーターと何もない部屋のコントラストがゆっくりな時間を作り出す感覚を持ちましたね。 カヤックの柳澤さんから結婚祝いに絵をプレゼントしていただいてから、 彼が手がける絵画の測り売りをするART-Merterでも、幾つか作品を購入していますが、 実は趣味レベルでも、絵を描いている人って多いのだなーっと思いますね。 画家登録しているユーザが増えていますからね。 絵が一枚あるだけで、その部屋の印象が不規則に矮小化された空間から、 何か意図を持って構成された空間のように感じてしまうのは、 絵が持つ副次効果なのだろうな、と思います。 2008.12.22 Monday
2008 Blogサービスのアクティブユーザ数ランキング
2008年9月集計(出所:ブログファン)のBlogサービスのアクティブユーザ数ランキング
Blogサービス名 アクティブユーザ数 前年同月比 Ameba 573,883 159.3% FC2 395,395 11.7% Yahoo! 216,370 -2.3% Livedoor 194,858 -15.3% ヤプログ 120,372 -26.3% goo 113,703 -5.4% 楽天 112,907 -15.4% シーサー 100,346 -35.1% ココログ 71,719 4.2% エキサイト 33,912 -33.7% Amebaが大きく伸長していますね。 Livedoor、シーサー、エキサイトは完全な凋落モード。 Blogサービスのみのシーサーとしては、死活問題と思われます。 備忘録として。 2008.12.17 Wednesday
思考の履歴 景気という空気感と面接応募の反応率
【景気】という日本語と日本人が感じる語感をズレなく表現する英語及び外国語はないそうです。
経済の好況、不況を空気感として感じたり、表現する人種は日本人だけだ、というコメントが今週の日経ヴェリタスにありました。 ただ、自分の会社で最近、特定職種の採用を媒体を使って募集を掛けました。 以前まで(少なくとも6月以前)は、募集に応じて面接に来て頂ける方は、両の手で数えられる程度でした。 それほど数多の人の関心を寄せるような職種でもなかったのですが、 今月の頭から募集に対しての反応数が数倍以上。。 特定的な現象なのかと思ったのですが、軒並み他の職種採用でも、 対昨年対比でざっくり見ると 反応率は数倍ないし、数十倍に近い数字も見えています。 学生さんには、内定取り消しといった厳しい沙汰が世の中に波紋を投じていますし、 大手重工業を中心に相次ぐ減産、リストラを発表しているにも関わらず、 ベアの見通しを主張する連合。。 カップリングとデカップリング論を紐解く必要なく、 Aという原因が発生すれば、Bという事象が導き出される、 というフォーマットが融解しはじめているな、というのは自分の仕事を通じても 思うことです。 今回の採用の応募率を見ても、応募者の方のマインドが変質してきているな、と 感じました。 何をするにも、タイミング、契機というものがありますが、 誰しもがバフェットではないわけなので、 逆張りを続けられる程の鋼の心臓があるわけではないですから、 【空気感】を読んで行動することが必要なのかな、と思っています。 【景気】という特有の概念を共有する人種として、2009年はどのように身の振り方を 考えるか。 全く考えずに新年を迎えるよりは、思考を繰り返しただけの履歴が日々の生活に生かせそうな気がしています。 いや、生かさないとうまくいかないでしょうね。 書店で足を向ける棚を年末は少し変えてみて、 長い連休を「思考の履歴作り」をしてみてもいいかも知れないな、と。 思っています。 2008.12.15 Monday
もちろん一時的ですが。
先日はジムに3年B組でお馴染みの先生がいらしてました。
とても礼儀正しい方だと目の前にして思いました。 さて、目標です。 外でランニングをしていて膝や腰を痛めた人には、やはりジムのトレッドミルをお勧めしますね。 外を走るのは風景が変わるので刺激になる、とも言われます。 逆にジムのトレッドミルは風景はかわらないので、より神経を集中させることができますね。 いろいろ忘れさせてくれます。もちろん、一時的ですが。 2008.12.13 Saturday
Webの先行き、情報のカタチ、データの流れ方。
久しぶりにホテルで日経新聞と朝日新聞の夕刊に目を通してみました。
10代の頃、両親と実家住まいの頃は、リビングのテーブルにおいてあったものを、 何気なく手に取っていたものでしたが。 一通り、目を通した感想としては、 「情報がない。中味がない。何もない。」 役割を終えたのでしょうね。 夕刊というのは。 そもそも、夕刻までに成型されて届けられる情報だから夕刊と称すわけなので、 各戸への配布が間に合う時刻までに、 情報を集め、編集し、大きな輪転機を回して、 紙にインクを擦りつけて届けなくてはいけないですよね。 そこまでして、紙媒体で届けなくてはいけない「夕方までの情報」はもうないのですよね。 きっと。 これだけリアルタイムに情報がデータとして飛び交っていて、 ハンズオンのデバイスでどこでもキャッチできるわけですから、 あえて紙にインクで表現する必要はないかな、と。 もちろん、データで飛び交っている情報は、大にして「紙媒体」がソースである、 ということは事実でしょう。 ただ、【夕刊】というのは、現在の新聞社が「新聞」という原型へのこだわりから 抜け出せないままでいる象徴のようにも思えますね。 近い将来、全ての新聞社はロイターやAP、共同、タスといった通信社と同じスタンスに変貌していくのではないかな、と思います。 また、ソースたる記者の人たちも新聞社という「巨大な集団」に属することなく、発信する通信のヘッダーに、ロイターなのか、共同なのか、タスなのか、それ以外のパブリックなジャーナリストなのか、 それらが付帯するだけで、読者はRSSリーダーからピングをキャッチして、 記事に目を通す。 突き詰めていけば、情報の受け手は、誰のピングをキャッチしたいのか。 その選択が、一昔前の読売なのか、朝日なのか、日経なのかといった新聞選びが、 情報の受け手の選択手段のようなイメージになるのかな、と。 思います。 また、そのピングリストがソーシャルブックマークのように流通する。 多分、今のようなHTMLで構成されたWebという体裁すらなくなっていくでしょうね。 そうなっていくと、Web広告ってなんだろう、Web上でのブランディングってなんだろう、そもそもクリエイティブってなんだろう、 みたいな話題のトリガになりそうな感じもしますね。 自分は新聞を購読しています。 ただ、タブロイド版で、ザッピングメディアとして見ています。 週末届くに厚手の金融新聞も購読しています。 それは、Webでは成型仕切れない情報の横軸での閲覧性が欲しいからです。 ユーザが欲しいと思う情報のカタチに変容しきれない紙媒体は滅ぶでしょうね。 別にトリビューンが破綻したからトレンドの話題をエントリーしたかったわけではありませんが、 Webの先行き、情報のカタチ、データの流れ方が、 加速度的に入り交じりながら変容していくのを流すままにしている企業体と、 そうでない企業体及び個人とで、2年先、3年先の立ち位置は大きく変わるだろうな、と、最近思っています。 真夜中の迎賓館から続く、新宿方面への一体の眺めは、思っていた以上に、静かで暗く、吸い込まれそうな雰囲気を感じます。 2008.12.12 Friday
ラウンジ
この禅のラウンジをいつでも使うことができて、 朝は日本でこのラウンジだけで提供されるピエール・エルメのクロワッサンを含めた朝食、 ティータイム、カクテルタイム、さらにナイトキャップも提供されるようです。 コーヒーもカクテルもシャンパンもオーダーできます。 ひとりでグラス片手に読書なら最適です。 奥さんはエステとのこと。。 2008.12.12 Friday
ニューオータニ 禅
今日は会社をオフ。 紀尾井町のニューオータニに来ています。 エグゼクティブハウス禅というホテルインホテルというコンセプトのようです。 迎賓館を眼下に自宅の西新宿方面まで見渡せます。 ニューオータニには何度か足を運ぶ機会がありましたが、 宿泊ははじめてですね。 この【禅】は昨年10月にリニューアルした、ニューオータニ内に2フロア構成だけ、 作られたとのことです。 隣のガーデンコートで働いている知人にちょっと相談ごとを兼ねて来ています。 【禅】というコンセプトだけあって、フロア内は「墨汁色」と言うのか、シックなモノトーンです。 ゲストルームは、若干オリエンタルな雰囲気です。眺めがいいです。 アメニティがフェラガモを用意しているところからして、 だいたい、どのあたりのホテルを意識しているのかが分かりますね。 2008.12.09 Tuesday
生命保険の原価内訳 お涙頂戴 実体経済行為との乖離
AERAの記事を読んでいて、「これは、、」と思い、いろいろサーチをしていたのですが、
「生命保険の原価(内訳)」は若干、衝撃を受けました。 ライフネット生命の出口社長のコラムに詳細が出ています。 生命保険の内訳において、純然に保険支払い費用に扱われる純保険料部分と、 保険会社の収益となる付加保険料の比率が紹介されています。 死亡保険金3,000万円、月額保険料3,484円だと、815円(23%)が保険会社の収入とのこと。 ライフネット生命社は、新興保険会社としてコストダウンと業界慣例として不透明だった部分を白日にしていくことで、 透明性を売りにしてるので、これでも受取収入比率は低い様。。 純保険への組み入れ絶対額が見えてくると、他の保険会社の収入利率が割り出せる、 ということで、 AERAの記事によると、ほぼ同様保険商品を販売する大手A社の手数料率は60%、、 他のB社も50%を超える、、 これは暴利とも評されても致し方ないとも。 思えます。 そのような「明かされない収益実態」がありながら、生保大手9社はソニー生命を のぞき、全て減収・減益という凋落ぶり。 自分も一昨年、生命保険に入りましたが、このような観点では支払い金額を分解して みることはできませんでしたね。 それなりに、営業マンが何を言おうが情は廃して、システマテックに選んだつもりなのですけどね。 ライフネット生命社の商品を選ぶかどうかは別として、 業界の暗部に一石を投じた意味では、非常に価値のある行動かと。 確かに、自分の知人にも営業担当者から手書きの葉書や、手紙をもらって、 「人の情や、本気さが伝わった。。」なぞと勝手に感じ入って、 そのまま契約してしまい、その挙げ句、知人にも「いい人だから、」と紹介まで してしまう。 そりゃ、これだけ利益率が良い商品を扱ってりゃ、手書きの手紙の一つや、二つでも、 スタッフを雇ってでも送りますよ。 どんな陰険なお客にも、嫌な顔をせずに、頭も幾らでも下げますわな。 まあ、マス広告を中心に、保険会社の広告投下量は大きなシェアをもっていますので、 自分も無関係ではないですが、 どこかの保険会社のCMのように、「お涙頂戴」のコンテンツを大量に乱発して、 保険という金融商品を買う、という実態の経済行為より、 誰かの為に保険に入る、安心を買う、命を繋ぐ、、 という実態の経済行為から、何か高尚な行為のように心理をすり替える意図のCMが多いですね。。 保険は最終的には自分の満足度の問題だと思います。 ただ、少なくとも自然死亡率が低い、 20-30代とすれば、限りなく投資対効果の低い金融商品を買い続けているようなもので、 そのおまけとして、保険がある、というようなモノなんですよね。 どこかの地方銀行が定期預金を開設すると宝くじが数枚もらえるのと原理的には、 一緒かな、と。 見直ししようかな、と。 思いました。 |